こんにちは。シェルパス不動産の福永です!
物件を購入する際、多くの人が気にするのが資産価値。特にシングル女性にとっては、自分の暮らしやすさだけでなく、将来のリセールバリューや投資効果も考慮することが重要です。
本記事では、資産価値の高い物件を選ぶ際のポイントやチェック項目について解説します。
資産価値とは?なぜ重要なのか?
資産価値とは、購入した物件の市場価値や再販時の価格を指します。また、売却だけではなく、貸しやすいかどうかの観点も一つの指標になります。物件を購入する際に資産価値を意識する理由として、以下のポイントが挙げられます:
- 将来的な売却 結婚や転勤、老後の住み替えなど、ライフステージの変化により物件を売却する可能性があります。その際、資産価値が高ければ有利に売却できます。
- リスク回避 資産価値の低い物件は、価値が下がるリスクが高く、結果的に損失を被る可能性もあります。
- 安定した投資効果 資産価値が安定している物件は、投資としても魅力的です。たとえ賃貸に出す場合でも、高い家賃収入を得やすくなります。用途として居住用だけではなく、事務所としても貸すことができると幅が広がります。その判断は、マンションの管理規約や建築基準法に定められている用途地域から総合的に判断します。
資産価値の高い物件を見極める5つのポイント
資産価値の高い物件を選ぶために、以下のポイントを確認しましょう。
- 立地条件 物件の価値は「立地」で決まると言われるほど、場所は重要です。
- 駅から徒歩10分以内
- 都心や主要エリアへのアクセスの良さ
- 周辺環境(スーパー、病院、学校などの生活インフラ)
- 安全性と治安 夜道の安全性や治安の良さも重要な要素です。
- 築年数と建物の質 築年数が新しい物件ほど設備が充実しており、資産価値も高めです。ただし、古い物件でも耐震性が高いものやリフォーム済みの場合は、価値を維持できる場合があります。
- 管理状況 マンションであれば管理組合の運営状況や管理費の適正さを確認しましょう。共用部分の清掃が行き届いている物件は、資産価値を保ちやすいです。
- 市場動向 そのエリアの地価や不動産価格の推移を確認しましょう。開発計画が進行中の地域や、人気が高まっているエリアは将来的な資産価値が期待できます。
- 間取りとデザイン 流行に左右されにくい間取り(例えば1LDKや2LDK)や、シンプルで汎用性の高いデザインはリセール時に有利です。また、日当たりや風通しの良さも重要な要素です。
資産価値を判断するためのチェックリスト
以下の項目を参考に、具体的な物件選びを行いましょう。
- 周辺環境:夜でも安全に歩ける?街灯や人通りは十分?
- 物件の状態:外観や内装に劣化が見られないか?見られたとしても修繕されているか。
- 将来的な開発計画:近くに新駅ができる予定はあるか?
- 売却実績:同じマンションやエリア内での過去の取引価格を確認。
- 管理状況:エントランスやゴミ置き場が清潔か?
資産価値の高い物件購入に向けたステップ
- 資金計画を立てる 無理のないローン計画を立てましょう。手付金や諸費用も含めた総予算を把握することが重要です。
- 信頼できる不動産会社を選ぶ 女性目線で親身になって相談に乗ってくれる担当者を選びましょう。口コミや紹介を活用すると良いです。
- 現地見学を重ねる できるだけ多くの物件を見学し、自分にとって最適な選択肢を見極めます。
- 第三者の意見を取り入れる 専門家や友人に相談することで、見落としがちなポイントをカバーできます。
不動産は資産である前に暮らしのベースとなる住まい
ここまで資産価値について書いてきましたが、資産価値よりも居住性を重視したいという考え方もあると思います。不動産は資産である前に暮らしのベースとなる住まいです。
過去にこのような方がいらっしゃいました。
広い空間が欲しいから70平米の3LDKを買ってリノベーションをしたうえで、ワンルームとして使いたい。
もちろん、これも一つの考え方で全く否定するものではありません。ただし、資産価値(流動性)の観点からでは、個別性が高いので売りにくい可能性があることは否めません。私はエージェントとして、それについても指摘しましたが、気にしないとのことでした。
確かに一生住むなら資産価値は関係ないという考え方もありますからね。
いずれにしても、資産価値を意識することは、将来の選択肢を広げるためにとても重要です。立地、築年数、管理状況、市場動向など、多くの要素を総合的に考慮しながら、自分にとってベストな物件を見つけましょう。この記事を参考に、ぜひ納得のいく物件選びを進めてください!