40代独身女性の住宅ローン審査は厳しい? リアルに解説

女性・単身を理由に審査に落ちることはあるか

こんにちは。シェルパス不動産です!

今回は、40代独身女性の住宅ローン審査は厳しい? というテーマで解説していきたいと思います。

 

結論から言うと、40代の独身女性が住宅ローン審査を受ける場合、「女性であることや単身であること」が直接的な原因で審査に通らないことは基本的にありません。

 

金融機関では、性別や家族構成は審査基準には含まれません。ただし、独身ということが影響する場合もあります。

 

それは、家計の支え手が一人であるため、収入面や返済能力において慎重に見られることです。

 

例えば、シングルマザーの場合、子どもがいることで生活費がかさむため、ローン審査において収入の安定性や返済能力がより重視されます。

 

しかし、実際にはその人の勤務先、収入と支出、クレジット履歴などがより重要視されるため、シングルだからといって審査に落ちるわけではありません。

 

住宅ローン審査の実情と流れ

金融機関は申込者の信用情報をもとに、安定した返済能力があるかどうかを判断します。一般的には、申込書類を提出した後、金融機関は以下の流れで審査を行います。

 

1.事前審査(仮審査)
まず、銀行側は入力された情報(勤務先、昨年度年収、勤続年数、現在の負債額、物件)を元に審査を行います。これで通れば、次の本審査に進むことができます。

2.本審査
本審査では、詳細な書類(課税証明書、住民票など)が提出され、金融機関が独自の基準で審査を行います。この段階では、必要書類が整っていないと審査が遅れる場合があります。

3.融資決定
本審査が通ると、融資の条件が提示され、契約(金銭消費貸借契約)を結ぶことになります。ここでは金利や返済期間、月々の支払い額などを確定させます。

 

■住宅ローン審査に必要な書類

住宅ローンの審査に必要な書類は、基本的に以下のようなものです。

 

本人確認書類(運転免許証、パスポート、保険証)

・収入証明書(源泉徴収票や確定申告書)

・住民税の課税証明書

・物件資料(販売図面、登記簿謄本)

 

場合によっては、健康診断書や勤続年数を証明する書類が求められることもあります。必要書類は早めにしっかりと準備しておきましょう。

 

■審査が通らない理由

審査が通らない理由としては、以下のような点が考えられます。

 

1.収入が不安定または低い
年収が低い、または不安定な職業についている場合、返済能力が不足していると判断されることがあります。

特にフリーランスや契約社員、会社経営者の場合、安定性が疑問視されることがあるため、審査が厳しくなる傾向があります。

 

2.過去の金融事故や返済履歴
クレジットカードやローンの支払い遅延、未払いがあると、信用情報に影響が出て審査に通りにくくなります。

 

3.負債が多い
既にクレジットカードや他のローンで返済中の金額が多すぎると、返済負担が大きすぎて融資を受けることが難しくなります。

 

■審査に通りやすくなる方法

審査に通りやすくするためには、以下の方法を試してみましょう。

 

1.収入の安定性を示す
会社員の場合、勤続年数が長いことが重要です。特に、転職したばかりの人は、収入証明や勤務先の安定性を強調することが有効です。

フリーランスの場合は、税務署の納税証明書や過去の確定申告書を提出することで、銀行担当者も審査をしやすくなります。

 

2.クレジットスコアを改善する
もしクレジットカードやローンの支払いに遅れがあった場合、その履歴が信用情報に残ります。

ローンの申込前に、クレジットカードを全額返済し、支払い遅延がない状態を作ることが重要です。完済した期日が近い場合は、完済証明書を提出することも有効です。

 

3.頭金を増やす
頭金が多ければ、その分借入額が減り、有利になることが多いです。

通常、頭金は物件価格の20%程度が理想とされていますが、近年の金利動向から手元資金は使わずに全額借入にして、自己資金は運用することも検討することは有意義かもしれません。

 

■金融機関の選び方

金融機関を選ぶ際には、金利だけでなく、以下のポイントも考慮しましょう。

 

1.金利タイプ
変動金利と固定金利の違いを理解し、自分のライフプランに合った選択をすることが重要です。

例えば、将来の金利上昇を予想して固定金利を選ぶ人もいれば、現在の低金利を活かして変動金利を選ぶ人もいます。

 

2.ローン手数料やオプションサービス
住宅ローンには、事務手数料や団体信用生命保険、繰上げ返済の条件など、さまざまな費用が関連します。

これらの費用も含めて比較検討し、長期的に見てコストパフォーマンスが良い金融機関を選ぶことが大切です。

 

3.担当者の対応
信頼できる担当者がいるかどうかも大きなポイントです。

 

分からないことがあればしっかりと説明してくれるか、柔軟に対応してくれるかなど、信頼関係を築ける金融機関を選びましょう。

 

シングル女性という理由で審査に落ちることはありませんが、純粋な属性(勤務先、勤続年数、年収、自己資金、借入状況)で判断されます。

 

また、購入する物件も狭すぎると投資目的の懸念があると判断されるケースもあり、融資を断る金融機関があるようです。

 

金融機関は購入の目的に敏感で、居住用だからこそ低い金利で融資が可能です。投資(賃貸用)になると目的が変わってしまうため、契約違反になり全額一括返済を求められることも考えられますのでご注意ください。

 

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