こんにちは。福永です!
「お金について学ぶのは難しそう」「どうせ専門家じゃないとわからないでしょ」と思っていませんか?
でも実は、お金の基本的な知識を持つことは、誰にとっても大切なスキル。これからの人生をより自由で豊かなものにするために、避けては通れないテーマです。
お金は、私たちの日常に深く関わる存在です。買い物をする、家賃を払う、貯金をする――そんな当たり前の行動も、お金の知識やマインド次第で結果が大きく変わります。
この記事では、お金の歴史や機能に触れながら、私たちがどのようにお金と向き合い、学び、そして活用していくべきかを考えていきます。お金について知ることは、単なる「節約術」ではなく、人生の選択肢を増やし、自己実現へとつながる第一歩。
前編後編に分けて、お金の本質を探るような内容でお届けしたいと思います!
お金の歴史と3つの機能

お金の歴史を振り返ると、古代では貝殻や石などが物々交換の代わりに使われていました。これらは、現代の「お金」の役割を担っていたのですが、物々交換には下記に代表される不便がありました。
・必要なものが必要なときに手に入らない
・交換する物同士の価値が釣り合わない
・保存やタイミングの問題がある
たとえば、魚を売る漁師が、果物を求めていたとしても、果物を持っている人が魚を必要としているとは限りません。また、魚のように保存が難しいものでは、後から価値を引き出すこともできませんね。
これらの不便を解消するために登場したのが「お金」です。普段何気なく使っているお金ですが、機能を分解すると以下の3つの基本的な機能があるので覚えておきましょう。
①交換の手段:必要なものを簡単に手に入れることができる。
②価値の測定基準:モノやサービスの価値を数値化し比較できる。
③価値の貯蔵手段:将来のために価値を保存しておける。
生活ツールから資本主義経済の中心へ

もともと単なる「便利な道具」に過ぎなかったお金ですが、時代が進むにつれて、資本主義経済の中心的存在となっていきました。
例えば、明治以降の日本では、銀行の発展や事業による資本の拡大が進み、「お金を増やす仕組み」が急速に広がりました。
今日では、学費を支払って教育を受けたり、投資をして資産を増やしたり、原料を仕入れて商品を販売したりと、お金を扱うスキルと知識が、自分の人生を切り拓くための重要な要素となっています。
お金を扱うスキルや知識は、単に生活を支えるだけでなく、自分の可能性を広げる力にもなっています。お金をどう使うか、どう増やすか、どう守るか、それらの選択は、個々人の価値観を映し出し、人生の方向性を左右します。
例えば、教育に投資することで新たなスキルを身につけ、キャリアを向上させる道を選ぶ人もいれば、貯蓄や投資を活用して経済的な自由を追求する人もいます。さらに、起業や事業を通じて、誰かの課題を解決する価値を生み出すことで、自分自身の人生だけでなく、他者の人生にも影響を与えることができるのです。
お金は単なるツールでありながら、その使い方ひとつで人々の生活や社会全体を変える力を持っています。だからこそ、お金に対する正しい知識と向き合い方を身につけることが重要です。
人類はまだ、お金というツールを使いこなせているとは言えない!?

資本主義経済が進化し、お金が私たちの生活に深く根付いている現在でも、これが完成形だとは思えません。人類の歴史が約20万年ある中で、貨幣が登場したのはほんの2000年ほど前のこと。こう考えると、お金という仕組みが人類にとってまだ新しいツールであることがわかります。
たとえ資本経済が複雑化し、成熟しているように見えても、長い時間軸で見れば、私たちはまだその扱い方を学んでいる途上にあると言えるでしょう。だからこそ、お金と正面から向き合い、その仕組みや使い方を学び続けることが、これからの時代を生きる上で欠かせないと感じています。
後編では、実際にお金をどのように学んでいくのか、お金と人間の幸せについて独自視点で書いてみたいと思います!
※後編はこちらから↓
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