不動産

「家賃がもったいない」から始まるマイホームの物語

家賃から資産へ:自分の未来に投資する選択

こんにちは!福永です。

「毎月12万円の家賃を払い続けるのはもったいない」
このようなシンプルな思いから、マイホーム購入を考える女性が増えています。賃貸生活で消えていくお金を、自分の未来のための資産に変える。
自宅を購入しようとする女性の大半は、口をそろえて「家賃がもったいない」と言います。

今回の主人公は、そんな女性のひとりであるMikaさん。彼女の実体験を通して、具体的な購入プロセスや課題、そして未来の安心を手にするまでの道のりをご紹介します。

家賃に疑問を感じた日から始まる決断

主人公:Mikaさん(34歳、IT企業勤務)

Mikaさんは都内のIT企業(BtoB)で働くシングル女性。34歳の彼女は、プロジェクトリーダーとして活躍し、ハードワークながら充実した日々を過ごしていました。年収は約700万円。

現在は、都内の賃貸マンションで一人暮らし。年収が大幅に上がったタイミングで引越した1LDK(家賃12万円)の物件は、快適そのものです。

そんなMikaさんがマイホーム購入を考えたきっかけは、賃貸契約の更新時に、家賃3000円の値上げ交渉があったことでした。

「家賃12万円×12か月で144万円。一年でこれだけ払ってるんだ…。更新料を含めると結構払ってるなー。」

さらに、過去10年間の家賃総額を計算してみると、約1500万円という数字に。これに衝撃を受けたMikaさんは、次第にこう思うようになります。

「同じお金を払うなら、自分の資産になるものに投資したい。それがマイホームだったら?」

こうして彼女はマイホーム探しを始める決意を固めました。

シェルパス不動産


Step 1: マイホーム購入の動機と計画

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1.1 賃貸生活を続けるか、資産形成に切り替えるか

Mikaさんはまず、自分の生活を見直し、以下のシミュレーションを行いました。

  • 賃貸を続けた場合:月12万円×10年=1440万円

  • マイホームを購入した場合:5000万円の物件を購入
    (住宅ローンを35年返済、金利0.6%の場合、月々の支払いは約13.2万円)

「家賃とほぼ変わらないなら、資産として残るマイホームのほうが安心だ」と感じ、購入を決意します。

1.2 資産価値を重視したエリア選び

物件選びでMikaさんが重視したポイント:

  • 駅から徒歩10分以内

  • 商業施設や公共施設が近い

  • 本屋、カフェ、公園が近い

最終的に、都心へのアクセスが良く再開発が進むエリアのマンションを選びました。

1.3 資金計画の見直し

Mikaさんの予算:

  • 頭金:400万円(諸費用分)

  • 住宅ローン:5000万円(変動金利)

「無理のない返済計画を立てることが最重要」と学び、家計管理アプリを活用して支出を見直しました。


Step 2: 購入までの具体的なプロセス

2.1 不動産会社とのやり取り

信頼できる不動産会社を選び、資産価値やエリアについて相談。不動産会社からは、「将来の売却や賃貸も視野に入れるなら、エリアと間取りが重要」とアドバイスを受けました。

2.2 内見と比較検討

数件の内見を経て、築19年の1LDKマンションを選択。内装がリフォーム済みで、そのまま住める状態。購入価格は4880万円で、リセールバリューが期待できる物件でした。

2.3 住宅ローンの申し込み

Mikaさんは金利が低いネット銀行を選択。事前審査から本審査までスムーズに進み、無事ローンの承認が下りました。ただし、購入申込書を提出するときは、都市銀行に事前審査の申し込みをしました。

人気物件だったため、スピードが求められました。購入申込書と同時に事前審査の承認書が必要になることが多く、物件購入前に事前審査を通しておくことがとても大切です。Mikaさんの場合は、購入申込書を提出してから事前審査を通し、なんとか間に合いました。


Step 3: 購入後の生活と未来の展望

Mikaさんは、売買契約も無事に行い、引き渡しまで順調に進みました。購入後も維持費や資産維持を意識する必要があります。個人資産ポートフォリオで不動産は大きなシェアを占める人が大半です。しっかりと管理組合活動に参加し資産価値を維持向上するように努めるるようにしました。

それと同時に、賃貸よりも自分が思い描く生活ができるようになったことや、物件への愛情が何倍にもなりました。また、大きな買い物を決断できたことも今後の人生のプラスになると思っています。

3.1 維持費と修繕費の管理

  • 管理費・修繕積立金:月2万円

  • 固定資産税:年10万円

マンションの管理費や修繕積立金は月2万円ほど。これに固定資産税を加えた支出を毎月の生活費に組み込むことで、計画的な支出管理をしました。
ローン返済額だけに目が行きがちですが、管理費と修繕積立金はもちろんこと、年1回支払う固定資産税についてもランニングコストに加えることがベターです。

3.2 将来の活用方法

購入したマンションは、将来的に以下の選択肢があります。資産価値が高ければあらゆる選択肢が可能です。特に立地が良ければ、築年数が古くても様々な需要があります。やはり不動産は言葉通り「立地」が大切です。

  • 賃貸物件として貸し出す:家賃収入でローン返済をカバー(住宅ローンは銀行と相談)

  • 売却して利益を得る:資産価値が維持されていれば利益を期待

  • 老後も住み続ける


自分らしい人生のための「行動」を

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Mikaさんはマイホーム購入を通じて、「家賃がもったいない」という思いを資産形成につなげる方法を実現しました。彼女が学んだのは、「お金の不安を解消することだけを目的にするのではなく、自分らしい人生を描く手段としての選択肢を持つこと」の大切さでした。

未来への不安を解消する第一歩は、「具体的な行動を起こすこと」です。あなたもぜひ、家賃から資産へと切り替える選択を考えてみてください。もちろん、価値観は人それぞれですし、購入することはリスクもあります。ただ、賃貸でいることがノーリスクかと言えばそういうわけではありません。確実に毎月の貯金残高と個人のバランスシートは棄損していきます。まずはその意味を知ることが大切です。

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