30代キャリア女性の「婚活」と「将来設計」を追求するリアルなストーリー
こんにちは！シェルパスの福永です。
「転ばぬ先のマネー」は、女性の人生におけるお金の不安を解消するための知識を伝えていきます。さて、今回は、、
「仕事も順調。でも結婚もしたいし、将来のための準備も必要」
そんな思いを抱えながら、婚活やキャリアアップ、そして卵子凍結や自宅購入まで視野に入れて生きる一人の女性・Yumiさんが、未来の自分を見据えて選んだ選択肢について語ってくれました。
彼女自身の経験から語られる「お金」と「時間」の使い方、そして心の持ち方が、多くの女性に新たな気づきをもたらすかもしれません。
はじめに：私が考える理想の未来
「キャリアも諦めたくないし、結婚もしたい。そして自宅も購入したい。」
これが30代の私、Yumiが抱えていた正直な悩みでした。悩みと言っても深刻な悩みではありませんが、漠然とした不安のようなものでしょうか。仕事では昇進を果たし、財務部門のサブマネージャーとしてそれなりに充実した日々を送っていました。でも、同年代の友人たちが次々と結婚や出産を経験する中で、「私のこの先ってどうなるんだろう？」と不安になることもあります。
仕事での成功は確かに大切。でも、それだけじゃ満たされない部分もある。そう気づいたときに、私は婚活とキャリアアップの両立を目指すことに決めたんです。そして、卵子凍結や自宅購入も将来の選択肢として視野に入れることにしました。
現在進行形の私が、経験したことや考えたことをお話ししながら、同じように悩んでいる女性に向けて、未来を設計するための一助になればとお伝えしたいと思います。
1. お金に対する不安を「見える化」する
最初に私が取り組んだのは、「漠然とした不安」を「具体的な計画」に変えることでした。将来に必要なお金を洗い出してみると、想像以上にクリアになりました。
(1) 婚活費用とパーソナルスタイリスト
結婚相談所とマッチングアプリを併用しています。
さらに、第一印象を良くするためにパーソナルスタイリストにお願いして、服装やメイクをアップデートしました。最初は少し高いと思ったけど、自分に自信が持てるようになり、良い出会いにもつながりました。出会いだけではなく、見た目の印象をよくすることは仕事にもプラスに働きます。気持ちも前向きになったので、やって良かったと思いました。ハードルが高いように思われますが意外と良いものです。
(2) キャリアアップのための自己投資
パーソナルスタイリストに自己投資を始めたことをきっかけに、仕事でさらに成長するために、私はビジネス英語講座やコーチングプログラムに投資しました。この経験が、仕事への自信を持つきっかけになりました。「とにかくやってみる！」こんなマインドになれたのも、コーチングのおかげかもしれません。英語はちょっと伸び悩みましたが。。
(3) 卵子凍結とその関連費用
将来のために卵子凍結も考えました。初期費用が40万円くらいで年間保管料が5万円程度でしょうか。「将来の選択肢を残すための安心料」として、私は前向きにこの投資を考えている最中ですが、もう少し情報を集めているところです。最近東京都が助成金を出していますが、クリニックの情報がバラバラで決めかねています。若干気持ちは焦っていますが、自分でも納得して決断したいと思っています。
2. 「人生の選択肢を広げる」お金の貯め方
お金に対する不安を少しでも減らすために、私は貯蓄や投資を始めました。もちろん、なんとなく給料天引きはしていたのですが、あまり意識的に貯めていませんでした。その過程で気づいたのは、意外と小さな見直しで大きな違いが生まれるということです。
(1) 固定費の見直し
例えば、割と会費が高めのジムを手頃なフィットネスクラブに切り替えたり、携帯電話のキャリアを見直したり、電気・ガスを安いものに切り替えました。生活自体は全く変わらないのに、ランニングコストは結構下がりました。次は保険の見直しも考えています。
(2) 小さな投資を始める
つみたてNISAを活用して、毎月少しずつ積み立てています。 無理なく資産形成できる方法があると知り、気持ちが軽くなりました。というよりも、自分で投資をしているというのが自信になりますし、市場の値動きを見るのも楽しいです。仕事柄、経済には敏感な方ですが国際情勢なども気になることが増え、興味の幅が広がりました。
(3) 目的別貯金
目的別に2つの口座を設けました。
婚活資金、キャリアアップ資金
未来設計資金（卵子凍結・自宅購入）
この仕組みのおかげで、計画的にお金を管理できるようになりました。仕組みというほどではありませんが、わけることで意識が変わることが大きいのかもしれません。おすすめです！
3. キャリアと婚活の両立を成功させる時間術
「時間がない」と思っていた私ですが、優先順位を明確にすることで、婚活もキャリアアップも両立できると感じています。
(1) 優先順位をつける
平日は仕事とキャリアアップの勉強に集中し、土日は婚活の予定を入れています。「土日は婚活の日」と決めたことで、計画的に行動できるようになりました。
(2) サポートを活用する
結婚相談所のアドバイザーや職場の先輩に相談することで、一人で抱え込む不安が減りました。やはり吐き出すことが大切ですね。
(3) 自分をケアする時間も忘れない
ヨガや月一回のアロママッサージは、私にとって心と体を整える時間です。
「忙しい時こそ、自分を大切にする時間が必要だと感じています。」
4. 長期的な視点で「人生設計図」を描く
10年後の理想の自分を具体的にイメージして書き出しました。書くことはコーチングで学びました。書き出すことは客観的になることができ思考の整理になります。また、後から見返した時に今の自分との差分がとれます。書かずにパソコンに打ち込む人や、スマホアプリを使うかは人それぞれだと思いますが、私は紙に書くという原始的な方法を取っています。
(1) 理想の未来を描く
将来のパートナーと共に充実した生活を送り、仕事も続けたい。
子供を持ち、パートナーと子供の将来について話し合いたい。
(2) 柔軟性を持たせる
計画通りにいかないときも焦らない。自分のペースで前進することが大切だと感じました。これはとても重要な考え方だと思っています。
(3) プロに相談する
ファイナンシャルプランナーに自分の理想の未来を伝え、具体的な貯蓄や投資計画を立てました。ただ、パートナーについてはタイミングがわからないので焦らずに構えています。それでもFPに相談したことはとても有意義で、人生の地図を手に入れたような気がしました。計画は計画ですが、私としてはそれ以上の効果があったと思います。自分で考えるだけでは進まないものが、プロに聞いてもらうことで思考が深まりました。
5. 賃貸生活から自宅購入を考えたきっかけ
30代になり、賃貸での生活を続ける中で、次第に「毎月支払っている家賃がもったいない」と感じるようになりました。月々13万円の賃料を5年以上払い続けている計算をすると、単純に合計780万円。この金額を目の当たりにして、「このお金で自分の資産になるものを買うほうがいいのでは？」と考えるようになったんです。ちなみにまだ物件探し中です。
(1) 賃貸生活のメリットと悩み
賃貸には引越しのフレキシブルさがありましたが、その一方で、どこか「仮住まい感」がぬぐえないところ。特に、リモートワークが増えたことで、広さや設備の物足りなさを実感しました。それゆえに愛着もあまり持てずにいます。
一番の悩みは、「家賃を払い続けても自分の資産にはならない」ということでした。友人が中古マンションを購入し、「将来売却しても資産になる」と話していたのを聞いて、「私もそんな選択肢を考えてみたい」と思うようになったんです。
(2) 自宅購入を真剣に考えたタイミング
決定的だったのは、ファイナンシャルプランナーとの相談でした。そのとき「将来どれくらいの住居費を見積もっているか？」と聞かれたんです。具体的に考えていなかった私ですが、シミュレーションをすると、ローン支払いのほうが家賃と同じかそれ以下になるケースが多いことに驚きました。特にローン支払いの元金返済と利息について学べたことも目からうろこでした。
また、「結婚しても賃貸を続けるのか、自宅を購入して家族で住むのか」という選択肢を明確にする必要があると気づきました。これが自宅購入を前向きに検討するきっかけでした。
(3) どんな物件を選ぶべきか？
「まずは現実的に一人でも購入可能な物件を選ぶべき」とアドバイスを受け、条件を絞りました。
状況によっては売ることもあるので、将来的に資産価値が下がりにくいエリア。
通勤や買い物に便利な場所。
広さは1LDK～2LDKで、結婚後も使いやすい間取り。
将来の結婚相手が持家の可能性もあることもふまえた物件選び。
これを基準に、頭金を貯める計画を立て始めましたが、不動産会社のエージェントから諸費用分だけあれば、あとはローンで組むのが主流ともいわれました。金利も低いですしね。今の賃料と同等くらいで購入できる資産性が高い物件を探しているところです。
自分らしい人生を手に入れるために
私が学んだのは、「お金の不安を解消すること」はゴールではなく、「自分らしい人生を手に入れるための手段」であるということです。もちろんまだ、婚活も自宅購入も継続中ではありますが、自分のことを客観視して向き合ったり、各分野のプロに相談することで大きな気付きがありました。それ以上に、私のマインドが変化したのか、日々が充実しているようにすら感じます。人も不動産もその時の出会いですが、私自身の心の持ち方が前向きであれば、良いものを引き寄せると思っています。引き寄せの考え方を信じています。
この記事を読んでいる方も、どのようなことでもいいので、一歩を踏み出してみてください。おそらく誰もが、「やりたいと思っているけどできてないこと」があると思います。すぐに達成することは難しくても、ネットで調べる程度でも一歩です。その一歩がとても大切だと感じています。
私の経験が、少しでもだれかのお役に立てれば嬉しいです！
～最後にシェルパスより
Yumiさん、大変貴重なお話ありがとうございました！
確かにスモールステップの連続が大切ということを再確認させられました。
大きなことに向かうときに、その大きさゆえに足が動かない人は大はず。その中でも、要素分解して少しでも前に進もうとする姿勢は素敵です。
シェルパスでは、女性のプライベートライフとお金の充実を応援することをテーマにライフプランニングや自宅購入に伴走しています。
中立的な独立系FP（ファイナンシャルプランナー）もパートナーにいますので、興味のある方は ご連絡ください。
