こんにちは！これまでに多くのシングル女性のお客様のマイホーム購入をサポートしてきました。特に最近は、物件選びにこだわりを持つ30代～40代の方からのご相談が増えています。住宅購入は人生での大きな決断の一つ。だからこそ、慎重に選び、後悔しないための知識を身につけることが大切です。今日は、物件選びにおいて重要なポイントをお伝えします
1. マンションの管理体制の確認を徹底する
マンションの管理状況は、将来の資産価値や住み心地に大きく影響します。具体的には以下の点をチェックしましょう。
- 大規模修繕の履歴：直近の修繕計画が適切に実施されているか。
- 管理費・修繕積立金の滞納率：滞納が多いと、管理組合の運営が不安定になる可能性があります。
- 管理会社の対応力：過去のトラブル対応や、日々のメンテナンス状況も確認。
先日、お客様が検討されていた物件では、マンション全体の修繕積立金が不足していることが判明し、購入を見送る判断をされました。このようなリスクを避けるためにも、事前調査は必須です。管理会社が発行する「重要事項調査報告書」をエージェントを通じて取得するようにすると、表面だけではわからなかったことが見えてくることが多いです。
2. 設備のグレードと防犯性能を確認する
設備やセキュリティは、日々の生活の快適さや安心感に直結します。
- 宅配ボックスの設置状況：ネットショッピングが普及している今、宅配ボックスは必須アイテム。
- 防犯カメラの設置：エントランス、エレベーター、駐車場など、設置箇所を確認。
- オートロック・スマートキー：最新の防犯設備がある物件は人気が高く、資産価値も維持されやすい。
- スマートホーム対応：最近では、スマホで鍵の開閉や家電の操作ができるシステムを導入した物件も増えています。
ただし、物件選びでは優先順位が大切になってきます。予算とのバランスでどこまでを絶対条件にするのかを決めることは大切です。不動産価格は様々な細かい条件の積み重ねで形成されていますからね。
3. 駅からの「実質」距離をチェック
駅からの距離は、物件選びの重要ポイントの一つですが、単なる「地図上の距離」ではなく、実際に生活する際の利便性を考慮する必要があります。
経験上、販売図面の表記よりも、時間がかかることの方が多いです。
また内覧時には複数物件を見学することが多いため、不動産会社の車で移動することになる場合があります。これが落とし穴で、しっかりと駅から歩いてみることをおすすめします。スマホのストップウォッチ機能を使ってみるのも有効です。
- 実際の通勤ルート：信号の数や坂道の有無を確認。
- 夜道の明るさ：特に女性の一人暮らしでは、安全なルートかどうかチェック。
- 周辺環境：コンビニやスーパーの距離、病院・役所の有無。
- バス利用の場合：最終便の時刻を確認し、深夜の移動手段が確保できるか検討。
あなただけの最適な答えを見つける
住宅を購入することは、室内や共用部分を買うだけではなく、環境そのものを買うと言えます。物件だけにとらわれることなく、いろんな角度から検討することをおすすめします。
それには、信頼できるエージェントのサポートがあれば安心して進められることでしょう。
また「自分に合った物件を選ぶこと」は、将来の安心や資産形成にもつながっていきます。
女性は男性に比べて、30代～40代はライフスタイルに変化が大きいと言われています。キャリア、パートナーとの出会い、親の介護、自宅の相続など将来どうなるかわからないことが多いので、動き出したくても動けないでいるという声を多く聞きます。
シェルパス不動産は、一人一人の悩みや思いにしっかりと向き合って、「あなただけの最適な答えを見つける」お手伝いができればと考えています。
