こんにちは！シェルパスです。
「独身の老後資金はいくら必要なのだろう？」と不安に思う女性は多いものです。
特に独身の場合は、老後資金の準備に一層の計画性がもとめられます。
今回の記事では、独身女性が老後に必要とする資金の目安や、年代別の平均貯金額、さらに老後資金を効率的に貯めるための具体的な方法をご紹介します。
そして、資産形成の一つの手段として、自宅購入のメリットについても触れていきます。
安心できる老後資金を貯めるためのヒントとして、参考になる内容をお送りします。
シェルパスでは女性の資産形成・貯蓄と住まい選びに伴走しています。
老後資金の目安：独身の場合、いくら必要？
独身女性が老後に必要とされる資金はどのくらいなのでしょうか？
一般的には、老後のゆとりのある生活費は月々約20〜25万円とされており、これを年間で計算すると約240~300万円です。
ただし、年金受給額を差し引いた場合、実際に準備すべき金額は少なくなります。
公的年金の受給額は収入や加入年数によって異なりますが、一般的な独身女性の場合、月々10万～15万円（年間120万～180万円）の範囲とされています。
この金額を差し引いた不足分を、貯蓄や投資でおぎなう必要があります。
年代別の平均貯金額は？
独身女性の年代別の平均貯金額を見てみましょう。金融広報中央委員会が2022年に行った世論調査によると、以下のような平均値が示されています。
30代単身者の平均貯金額は約494万円
40代では約657万円
50代では約1048万円
自分の貯蓄額と比べて多いと思う方も少ないと思う方もいるとますが、足りない分はこれから計画的に資金を貯めて行けば問題ありません。
老後資金を貯めるためのおすすめ方法
老後資金を効率的に貯めるには、計画的に行動することが大切です。それぞれの方法について、詳しく解説します。
（１）定期的な積立貯金で着実に増やす
積立貯金は、毎月一定額を貯めていく方法で、老後資金の基本となります。
給与天引きや自動引き落としを設定すれば、強制的に貯金ができるので、計画性が維持しやすいのが特徴です。
例えば、毎月3万円を積み立てると、10年間で360万円の元本が確保されます。
さらに、利息がつけばそれ以上の金額を得られる可能性もあります。
この方法はリスクが少なく、着実に資産を形成したい人に向いています。
特に金利が高いネット銀行や定期預金を活用することで、効率的な運用が可能です。
（２）資産運用でリターンを得る
老後資金を増やすには、貯金だけでなく資産運用を取り入れることも有効です。
例えば、ETFや投資信託はリスクを分散しながら資産を増やせます。運用手数料の低い指数連動型のものがお勧めです。
一方で、個別株への投資は高いリターンが期待できる一方で、リスクもありますので調査や分析に時間をかけることができない場合や、投資初心者にはお勧めしていません。
また、新NISA（少額投資非課税制度）は投資利益が非課税になるため、ETFや投資信託による資産形成を行う際にとても有利です。
（３）税制優遇制度を活用する
税制優遇を受けられる制度の活用も、老後資金を効率的に貯める方法の一つです。
iDeCo（個人型確定拠出年金）は、掛け金が全額所得控除の対象となり、税負担を軽減しながら将来の年金を準備できます。
また、運用益も非課税で、60歳以降に一括または年金形式で受け取れるため、老後の生活費に大いに役立ちます。
新NISAと組み合わせて利用することで、運用の幅を広げることができます。
これらの制度は、長期的な視点でコツコツと続けることで大きな効果を得られます。
住まいの賃貸をやめて自宅を購入することで貯蓄を促進
住まいを賃貸から自宅購入に切り替えることは、資産形成の一環として非常に効果的です。自宅を購入することで貯蓄が促進される理由を具体的に見ていきましょう。
まず、賃貸住宅の場合、毎月支払う家賃は「消費」として計上され、将来の資産にはなりません。
一方で、自宅を購入すると、住宅ローンの返済額のうち、元本部分は「自己資産」として蓄積されます。
たとえば、月々10万円のローン返済を行う場合、そのうち元本部分が5万円であれば、年間60万円が資産として積み上がる計算になります。これにより、住む場所を確保しながら自然と資産形成が進むのです。
さらに、住宅ローンを完済すれば住居費の負担が大幅に軽減され、老後に安心して暮らすための貯蓄がより進めやすくなります。
自宅購入は、安心感や自信を与えるという心理的な効果もあります。自分の資産である住まいを持つことで、「自宅を購入した」という自身と前向きな姿勢が生まれ、それが仕事や貯蓄行動へのモチベーション向上にもつながります。
また、自宅を購入したらそこに一生住み続けるわけではなく、買い換えたり、貸したりもできるので人生の選択肢が減るということもありません。
まとめ：安心の老後資金を手に入れるために
「独身の老後資金はいくら必要か」を理解し、今から計画を立てることは、未来の自分にとって大きな安心をもたらします。
適切な貯金と資産運用、さらに自宅購入という選択肢を組み合わせることで、経済的にも精神的にも安定した老後を迎えることが可能です。
シェルパスでは、女性のための物件を扱い、ライフスタイルやニーズに合わせた賃貸や自宅購入の物件選びをサポートしています。
初めての自宅購入で不安を感じる方にも、経験豊富なスタッフが親身に対応し、購入から住み始めた後のサポートまでしっかりと伴走します。よろしければご連絡ください。
