はじめに:キャリアに全力投球する女性たち
こんにちは!福永です。
「今は結婚も出産も考えず、キャリアに全力を注ぎたい。」
そう決意して日々努力を続ける女性がいます。職場で責任ある立場を任され、毎日多忙を極める中でも、自分のキャリアを一歩ずつ積み上げていく姿はとても輝いています。
今回はそんな女性のひとり、「タカコさん」にそのキャリア形成と将来のお金の不安をどう解消したかをきいてみました。
キャリアの充実と将来への不安

タカコさん(33歳)は都内のマーケティング会社で働いています。現在、プロジェクトマネージャーとして新商品のブランド戦略を担当し、日々忙しくもやりがいを感じています。
「マーケティングって本当に奥が深い。データを分析して、消費者の心を動かす仕掛けを考えるのが楽しくてたまらない。」
元々、大学では統計を学んでいましたが、数字が消費者の行動心理と結びついた時にとても楽しくなったのが、マーケティングに没頭したっきっかけだったようです。
そんなタカコさんですが、ふとした瞬間に将来への不安が頭をよぎります。
このまま仕事を続けられたらいいけど、何か予想外のことが起きたらどうしよう?
老後の生活は大丈夫かな?資産運用って始めたほうがいいの?
いつか自分のマンションを買いたいけど、どうやって計画すればいいのか分からない。
そんな彼女が将来への備えを整え、不安を解消していったプロセスを追ってみましょう。
Step 1: ライフイベントを見据えた将来の資金計画

タカコさんはまず、自分のライフイベントを具体的にイメージすることから始めました。
キャリアの目標
35歳までにマーケティング部門の部長職を目指す。
将来的には独立して、フリーランスのマーケターとして活動することも視野に入れている。
住まいの計画
現在は都内で賃貸暮らしだが、38歳までに都内にマンションを購入したい。
購入予算は6000万円程度を想定。(価格が上がっていくのが怖いですが)
老後の生活
60歳以降も趣味や旅行を楽しみつつ、経済的に自立した生活を送りたい。
これらの目標を明確にすることで、必要な資金が少しずつ見えてきました。
Step 2: 住宅購入の具体的なステップを学ぶ

マンション購入はタカコさんにとって大きな目標のひとつ。彼女は以下の手順で計画を立てました。
1. 資金計画を立てる
頭金の準備:購入価格の20%を頭金として準備(約1200万円)。
ローンのシミュレーション:月々の返済額が収入の30%以内に収まるように設定。
2. 物件選びの条件を明確化
立地:通勤の利便性が高い都心エリア。
広さ:1LDK〜2LDKで、将来的なリセールバリューも考慮。
築年数:15年以内くらいで、設備や耐震性がしっかりしているもの。
3. 購入時期と市場調査
不動産市場の動向をチェックし、価格が安定しているタイミングで購入を検討。
購入後の固定資産税や修繕費用も予算に含める。
実はこのプロセスの中で、タカコさんは少しだけ「結婚」という選択肢を思い浮かべました。「将来、誰かと一緒に住む可能性があるとしたら、どんな物件がいいんだろう?」そんな考えが一瞬よぎったものの、「今はまだ自分のキャリアと生活を優先したい」という結論に至ります。今のタカコさんにとって、家を購入するという決断は、将来への安心感と自立の象徴だったのです。
「これなら具体的に動けそう!」と感じたタカコさんは、早速貯蓄と情報収集を始めました。
Step 3: 資産運用でお金を増やす
マンション購入や老後資金のためには、貯金だけでなく資産運用も重要です。タカコさんは初心者向けの方法から始めました。
1. つみたてNISAでの投資
毎月3万円をつみたてNISAで積み立て。長期運用を前提に、低コストのインデックスファンドを選択しました。
2. iDeCoでの老後資金準備
節税効果のあるiDeCoにも毎月2万円を拠出。「老後に向けた貯蓄がこれで一歩進んだ気がする」と安心感が得られたようです。
3. 緊急資金の確保
投資と並行して、生活費6か月分の緊急資金も口座に確保。「これで何があってもすぐに対応できる」と心の余裕が生まれました。
このように財布をしっかり分けることが、安心感につながったようです。
Step 4: 不安を解消した先にある自由な未来
タカコさんが将来の備えを整えることで得たのは、経済的な安定だけではありません。
仕事の選択肢が広がった:安定した資産があることで、リスクを恐れずに新しいプロジェクトに挑戦。お金をコントロールできている感覚が仕事にもいい影響をもたらしました。
プライベートを充実させる余裕:趣味や旅行に時間とお金を使えるように。
老後の安心感:具体的な計画があることで、漠然とした不安が解消されました。
「やっぱり、自分で計画して動き出すことが大事なんだなって実感しました。」と語るタカコさん。将来の自分がどうありたいかを明確にすることで、日々の生活もより充実したものに変わりました。
おわりに:お金の勉強をするなら「再現性」に注目してみよう!

タカコさんのように、キャリア集中型の女性にとって大切なのは、将来の不安を具体的な計画に変えることです。これはどのタイプにも言えることかもしれません。
まずは、自分の目標を見える化し、必要な知識を身につけることから始めるのがベターです。スモールステップを繰り返し、勉強していくうちに、自分で許容できるリスクを考えて動き出しやすくなります。
不動産購入や投資には、「お金の知識」が必要になります。ちまたにはお金の情報がたくさん溢れていますが、再現性がないものも数多くあります。
お金の勉強をするときには、「再現性の有無」に着目してみるのも一つです。「お金の知識」をテクニックとマインドに分解して、両面から学ぶことが大切です。
「お金の知識」は、一生モノの資産になりあなたを助けてくれるはずです!
シェルパスでは、女性のプライベートライフとお金の充実を応援することをテーマにライフプランニングや自宅購入に伴走しています。
中立的な独立系FP(ファイナンシャルプランナー)もパートナーにいますので、興味のある方はご連絡ください。