シングル女性は「賃貸」「持ち家(購入)」どっちがおすすめ?
こんにちは!シェルパス不動産です。
シングル女性が「賃貸」か「持ち家(購入)」のどちらを選ぶべきかは、その人の価値観や状況によって異なります。将来のライフプランや経済的な安定を考えると、どちらが自分に合っているか悩むことも多いですよね。ここでは、シングル女性が賃貸と持ち家を選ぶ際のポイントやメリット・デメリット、さらに体験談を交えて詳しくお伝えします。
「持ち家(購入)」がおすすめの理由
「持ち家(購入)」には、資産形成ができる点や、将来的に家賃を払い続ける必要がないといったメリットがあります。ローンを払い終えれば、その家は自分の資産となり、大きな安心感を得られるでしょう。また、住宅ローン控除や税制のメリットもあり、特に安定した年収がある女性にとっては魅力的な選択です。物件のエリアや種類によっては、賃貸よりもコストパフォーマンスが良い場合もあります。
ただし、購入した後に資産価値が下がることもあります。住み続けるつもりなら気にしなくてもいいかもしれませんが、環境の変化に備え、できるだけ資産価値が下がりにくい物件を選ぶことが重要です。
また、住宅ローン控除は物件の築年数や広さに応じて適用が変わるので、シングル向けの物件では規定の広さに届かない可能性もあります。最初から控除を資金計画に組み込まない方が安心かもしれません。
住宅ローン返済の元金と利息
「賃貸」と「持ち家(購入)」では、長期的にかかる支出が大きく異なります。
賃貸では、毎月の家賃を払い続けるため、生涯で考えると大きな金額になります。一方、持ち家の場合、初期費用(物件価格の約7%)と住宅ローンが中心ですが、ローンの返済は元金と利息に分かれることを覚えておきましょう。
たとえば、以下の条件でローンを組んだとします。
借入額:4000万円、金利:0.5%、返済期間:35年
毎月の返済額は約10.4万円となり、その内訳は元金約8.7万円、利息約1.7万円です。
元金は自分の資産として積み上がっていくため、貯金のようなもの。利息は銀行の利益となります。
もし、将来的に自宅の資産価値(リセールバリュー)がかわらなければどうでしょう?
10年後には、ローンの残金は2930万円まで減少しているので、差額があなたの資産となります。資産価値については購入する物件や市場によって流動的ではありますが、東京であれば10年前よりも値上がりしていることの方が多いので、あの時買って良かったという人が多いと推測されます。
仮に同じような物件に賃貸で住んでいたら、10万円の家賃でも年間120万円。10年間では1200万円+更新料5回分を自宅の使用料として支払っているだけの結果となります。その差は大きいですね。
持ち家(購入)のメリット・デメリット
メリット
・資産形成ができる:インフレに強く、価格が下がっても住み続けられる。
・安定した住環境:長く同じ場所に住むことで、生活が安定する。
・税制の優遇措置:住宅ローン控除などが適用される。
・自由にリフォーム可能:自分好みに家をカスタマイズできる。
・団体信用生命保険に加入できる:万が一の際も安心。
デメリット
・初期費用が高い:頭金や手数料が必要。
・固定資産税や維持費がかかる:ローン完済後も負担がある。
・ライフスタイルの変化に対応しにくい:転勤や結婚で引っ越す際、売却や賃貸に出す手続きが必要。
・メンテナンスの負担:修繕費やメンテナンスが自己負担。
・災害リスク:地震などのリスクも考慮が必要。
賃貸のメリット・デメリット
メリット
・初期費用が少ない:頭金やローンが不要で、引っ越しやすい。
・ライフスタイルに柔軟に対応できる:転職や転勤など、状況に応じて住む場所を変えやすい。
・メンテナンス不要:建物の修繕は大家が行うため、手間がかからない。
・固定費が一定:家賃は毎月決まっているので、予算管理がしやすい。
・災害リスクを回避:持ち家に比べて、地震などのリスクを減らせる。
デメリット
・資産が残らない:賃貸は家賃を払い続けても、最終的に資産として何も残らない。
・住環境の不安定さ:大家の都合で、引っ越しが必要になることもある。
・リフォーム不可:内装や間取りの変更は制限される。
・長期的なコストが高い:持ち家と比べて、長期間住む場合のコストは高くなることが多い。
・更新料:一般的に2年に一度、更新料が発生する。
持ち家を購入した女性たちの声(体験談)
実際に持ち家を購入したシングル女性たちの意見を紹介します。
結婚したらどうなる?
将来結婚を考え、家を購入する人もいますが、購入が婚期を遅らせるという話は少ないです。むしろ、自立した女性としての自信につながったという声も。
親との関係は?
購入時に親からのアドバイスを受ける人も多いですが、最終的には自分の判断が重要だという意見が多数です。
よかった点
資産として残ること、ローン返済後に家賃負担がなくなる安心感、老後の生活設計がしやすくなったという声が多いです。ローンを組んだことで転職に前向きになったという人もいました。
後悔した点
計画を立てずに購入し、ローンの負担が大きかったという声や、購入後のメンテナンス費用を見込んでいなかったという意見も。
持ち家を購入するか悩んだ女性たちの行動は?
多くの女性が、持ち家購入に悩んだ際に以下の行動を取っています。
FPに相談する:ファイナンシャルプランナーに相談し、将来の資金計画をしっかり立てた女性が多いです。
物件を内覧する:実際に物件を見学し、自分のライフスタイルや予算に合う家を探した人も多数。
信頼できる不動産会社を探す:サポートのしっかりしたエージェントに相談し、最適な選択をした女性も多いです。
このように、「賃貸VS持ち家」には、メリットとデメリットがあります。自分にとって重要視するポイントを見定めることが大切です。様々な場所に住んでみたいのであれば、賃貸の方が優れていますし、自分の好きな空間を作りたいなら、持ち家がいいでしょう。資産性のことをたくさん書きましたが、それだけが全てではないので広い視野で総合的に考えることが大切です。
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